妊娠体験談

妊娠していることに自分が気がつくのはいつか

ドラマなどでは、妊娠に気がつく時というと、必ずと言っていいほど、ご飯が炊けたときや食事どきに、女性が「ウッ」と、吐き気がして口を押えるシーンが出てきます。でも実際には、必ずしもそうではありません。


私の場合は、新婚生活に入ってから1か月後くらいに、何だか体が疲れやすくなりました。しんどい日々でしたが、周囲も、「結婚式などの疲れだろう。」と言っていました。


そうしたら、叔母が妊娠ではないかというアドバイスをくれて、産婦人科に行きました。すると、おそらく妊娠であろうということで、近日中に再診し、確定しました。


しばらくして猛烈なつわりが始まり、名実ともに、妊娠生活がスタートしました。


一方、友人は、活発なタイプで、元気に仕事をしていました。結婚後、1年くらい過ぎた頃から、ずっと胃の調子が思わしくなく、仕事のストレスによる胃炎だろうと、胃薬を飲んでいました。ところが、徐々に胃の辺りが膨れてくるので、数か月後には、「これは胃がんに違いない。」とついに内科を受診したのです。


そうしたら、産婦人科受診を勧められ、その結果、「妊娠5か月です。」と言われて、友人は仰天したそうです。胃が少し重苦しい意外は何の兆候もなく、自分自身も普段通り活発に仕事をしていたのですから。その後、無事出産できましたが、妊娠の兆候や発見にはいろいろ個人差があるものです。

 

不妊治療は早い方がいい

不妊の定義とは、避妊をしていないのに1年以上経っても妊娠しない場合のことです。

私は結婚して2年後に不妊治療のできる病院へ通院し始めました。感染症の有無からホルモンの値などを採血で調べます。

女性には排卵期や黄体期など、1ヶ月の間でも体の中ではさまざまな期間があるので、その期間の時にしかできない採血があったり、処置があったりで大変です。中でも、卵管造影検査は痛みが伴うことがあるので検査前は本当に恐かったです。卵管が閉塞していると、ものすごい激痛と言う話でしたが、私の場合は閉塞もなく、ちょっとチクッとした痛みがあったくらいで済みました。クラミジア感染が原因で卵管が癒着してしまうこともあるらしく、感染の既往があった私はものすごく不安でした。

一通り検査が終わると内診でいつ排卵されるかを予想します。タイミング法というものです。

私の場合、このタイミング法を3回ほど行ったのですが、うまくいきませんでした。未だパートナーの検査を受けていなかったので、精液検査を受けてもらうことにしました。

まさかとは思いましたが検査結果は精子がゼロ。無精子症です。いくら女性が検査を受けて排卵予想してタイミング合わせても妊娠できないわけです。精子がなかったのですから。

不妊治療と言うと女性の検査と思われがちですが、もっと積極的に男性にも検査を受けてほしいです。女性に負担がかかるだけでなく、時間もお金も費やして、無駄になってしまいます。

 

つわりの辛さが予想外でした

結婚してすぐに子どもを授かることができたので、妊娠が分かった時には拍子抜けをしてしまいました。妊活という言葉が出回っているので、結婚をしてもしばらくはできないものとばかり思っていたのです。将来何人子どもがほしいか、どのくらいお金を貯めるかなどを話し合う前にできたので、妊娠が分かった時には嬉しさの反面戸惑いの方が大きかったと思います。そしてすぐにつわりが始まり、まだ妊娠をしている実感がないままに辛い日々が始まってしまいました。

つわりは吐いているだけというイメージがありましたが、実際は吐いているとき以外にも気持ちが悪く、まるで病気になったような気分でした。風邪のように咳が出たり、鼻水が出たりといった目に見えた症状がないために、吐いていないときも辛いということを夫になかなか理解してもらえなかったのも辛いことでした。ただ寝ているように見えていたのだと思います。料理は全くできず、最低限の掃除しか出来なかったので、もし2人目の子どもができたら面倒が見れないと感じました。2人目、3人目と産んで育てている全国、世界のお母さん達を本当に尊敬します。

そしてつわりが終わって体調が安定してからは、お腹も少しずつ膨らみ始めて母性も目覚めるようになりました。時々つわりの辛さを思い出すとあの時には戻りたくとは思いますが、もう1人は頑張りたいと思うようになりました。全国、世界の先輩お母さんを見習って母親としてこれから成長していきたいと思います。

 

不安でたまらなかった妊娠初期

妊娠が分かってから、幸せな気持ちと同じくらい色々と心配なことがでてきましたが、中でもいちばん気になったのは、一体何週くらいになれば、流産の可能性が低くなるのかということです。

親戚や友人の中に、流産の経験を持つ人を何人も知っていますし、無事に四十週を過ごし出産を迎えられるのか、大きな不安がありました。

私は妊娠するまで不妊治療を一年半続けていて、その担当の先生に妊娠も確認してもらいましたが、先生は「おめでとう」とは言ってくれませんでした。

ドラマや小説などでは、必ず医師が「おめでとう。妊娠しています。」と患者に笑顔で告げるものなのに、実際妊娠はまだスタートに過ぎないんだなと実感しました。

私は時間に余裕があったので、手の空いている時にはついインターネットで色々と検索してしまいます。

人の体験は本当に様々なので、不安になる情報に振り回されないでいようと、自分に言い聞かせていましたが、つい読んだ内容で不安に襲われたり、落ち込んでしまうこともありました。

検診ははじめ四週に一度のペースなので、一般的に流産の可能性が高いとされる、心拍が確認できるまでの初期は、検診が待ち遠しくてたまりませんでした。

心拍が確認されてからは、二十週を目標にし、やっと二十週を迎えてからはほっとしたのを覚えています。

 

妊娠しているときは、赤ちゃん第一

妊娠している人を見ると、身体を大切にしてくださいと思います。

でも、たまに目を疑うような行動に出るような人もいます。

走ったり、ヒールの高い靴を履いたり、普通は考えられません。

オシャレをしたいのは分かりますが、おなかの赤ちゃんのことを大事にしてあげてほしいです。

赤ちゃんよりも、自分の見た目のほうが大事なのでしょうか。

見た目に気を使いたいと思うこと自体は悪いことではありません。

美意識が高くていいことだと思います。

ですが、命には変えられません。

せめて生まれるまではヒールの高い靴は我慢して欲しいし、言ってしまうと、生まれてからしばらくも我慢して欲しいですね。

赤ちゃんをだっこなりおんぶなりするわけですし、ヒールの高い靴では正直危ないです。

もちろん、服装だけではありません。

お酒も控えなければなりませんし、たばこはむしろやめたほうが懸命です。

赤ちゃんに悪影響が及んでしまいますし、母体にだって影響はあります。

赤ちゃんは、ただおなかにいて生まれるのを待っているだけではありません。

母親から栄養を分けてもらっているのですから、悪いものがあれば悪いものだって入ってきてしまうのです。

妊娠のときは、赤ちゃん第一です。

 

精神疾患者の妊娠について

妊娠について普通は凄くおめでたいことだと私は認識していました。

しかし、そうではない事を最近知りました。

精神疾患者は、向精神薬を服用しているため、計画的に妊娠をしなければなりません。

今の向精神薬剤は昔より安全にはなりましたが、奇形のリスクなど高いものもあり、妊娠を計画する場合薬を断薬しなければなりません。妊娠をするために不妊治療をする人は聞いたことはありますが、妊娠をするために向精神薬剤を減らす事は聞いたことがありませんでした。

私のパートナーは統合失調症なので、お医者さんからその事を聞きました。

でも、一番大変なのは妊娠後に育てられるかどうかについてでした。家族など周りの協力がなければ絶対に無理だと言われて、出産時には精神科の先生がいる病院でなければ、出産できません。

周りの協力がなければ子供を産めない人もいるので、社会がもっと良くなって障害者でも妊娠・出産が出来る用になって欲しいです。

それが私の願いです。



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